バイオハザード

巨大企業アンブレラの地下研究所でウイルス流出事故が発生。記憶を失ったまま目覚めたアリスは、特殊部隊と共に所内のコンピューターを停止させる。だが、よみがえった死者の群れやモンスターが彼らを襲う。
(2002米独英、ポール・アンダーソン監督、ミラ・ジョボビッチ、ミシェル・ロドリゲスほか)
▲ポール・アンダーソンが、密室状況でサバイバルを緊迫感たっぷりに描写。レーザー光線によるトラップが人間を切り裂くシーンなど、独創的な演出を随所に披露する。

★★★★★

なんか、ゲームと違うような感じ。ゲームの方が強烈だった気がするなぁ。「ああ、こんなものか」で終わってしまったよ。エンディングで「この後どうなってしまったのか」という疑問も。ゾンビと戦うシーンばかりでストーリーはほとんどないよ〜。



意外とお粗末な研究施設…

完全に人工知能コンピューターで管理されている
アンブレラ社の地下極秘研究施設で
細菌兵器用に開発されたウィルスが漏れる事件。

人工知能は研究施設を
完璧にシャットアウトして、
研究員を皆殺しにしてまで
外部へのウィルス漏出を防ぐんだな、これが。

でも、なんかすごい人工知能で
完璧に管理している研究施設のはずなのに、
もとはと言えば、このウィルス漏れも
換気用の空気ダクトから建物に広がってしまうという
お粗末な話。

バイオハザードの研究施設で
そんな簡単に換気用のダクトから
ウィルスが漏れるはずがありません。
こりゃ、実際には起こりえない話だな〜。
管理用コンピューターにお金かけるのなら
このダクトにもお金をかけて
施設を作れ!

まぁ、世の中には
そんな似たような話はよくあります。
外はしっかりしてそうに見えても
中味はたいしたことがなかったということね〜。

8万のヴィトンの財布を持ち歩いても
中味が1000円くらいしか入っていないような
見かけ倒しの人も数多くいます。
電車の中で素敵な女性だと思って近くに寄ったら
どこからどう見ても男だったり・・・。

ま、それはよしとして
及川はバイオハザード2と3をやったけど
ゲーム開始早々には
すでに街中ゾンビだらけという所からだったもんねぇ。

映画はウィルスが広まる所から。
最終的に映画の最後のシーンでは
街中にウィルスがまん延しています。
とすると、ゲームでは、映画のエンディングの後から始まるとでも考えれば、
まぁ、話はつながるなぁ。

そうか〜、
ウィルス漏れは、あの、お粗末な施設にあったのか〜。
昔、ゲームをしながら
どうして、この街はこうなってしまったのかと
素朴な疑問を持っていたのだよ。
あ〜、ちょっと解決していい気持ち。
ま、ゲームと映画の話だから
どうでもいいことなんだけどねえ。

でも、バイオハザードのゲームは
めちゃめちゃ怖いね〜。
あの、後ろでかかっている音楽からして怖いもんねぇ。
夜中、独りで家でやっていると
はっきり言って、ヤな感じだったしな。
及川はしょうがなく
テレビの音をほとんど消してやっていたよ。


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