2005/11/18 Fri
恐怖の島


ダーク・ウォーター

『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス監督がハリウッド進出第1作目に選んだのは、日本のホラー『仄暗い水の底から』のリメイク。徐々に恐怖のドン底に追い込まれて行くシングルマザーをオスカー女優、ジェニファー・コネリーが熱演。『シカゴ』のジョン・C・ライリーや『ブラス!』のピート・ポスルスウェイトらが脇を固め、物語にリアリティを与えている。日本版よりさらに母親側の心の闇に迫った人間ドラマが泣かせる。(2005 アメリカ)

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▲ 離婚調停中のダリア(ジェニファー・コネリー)は娘のセシリア(アリエル・ゲイド)とNYのルーズベルト島に引っ越して来る。その古びたアパートの天井の黒いシミから黒い水が滴り落ちるようになり……。


 

何やら、パソコンを開いてみたら
ニューヨークから
メールが来ていたよ。

Please watch the movie, "Dark Water" in Japan.
It's coming there.

何…、ダークウォーターを
日本でやるだと?

これは見にいかなければなりません。

     *     *     *

そんなこんなの今日この頃。

公開から5日目。
ちょっと時間があったので
渋谷の映画館で見て来たよ。

日本の作品「仄暗い水の底から」のハリウッド版。

『ダーク・ウォーター』

     *     *     *

舞台は、ニューヨーク・ルーズベルト島。

  

この地図の
青い1番の所がマンハッタンですよねぇ。

で、3番のオレンジのクイーンズとの間、
イースト川にある
ひょろ長い島が見えるでしょうか???

そう、そこが、ルーズベルト島。

     *     *     *

ケネディ空港から
ホテルまで行く時に
ルーズベルト島の上を通過する橋を
通ることが多い及川。

いつも、車窓越しに
この島を見ているんだけど〜

な〜んか、怪しい島なのだ。。。
う〜む。

地下鉄も通っているんだけど〜
路線図を見ると!

  

島の下を
いっぱい地下鉄が走っているにもかかわらず

島には、なんと!
『Fライン』の駅1つしかない…。

島で、交通が不便であるというのに
どうして1つしかないのだろう………。

と疑問に思うくらいに、
怪しさ満載だよ。あんた。

地下鉄以外で、
マンハッタンから行くのは
ロープウェイだし…。

怪しい。。。

     *     *     *

で、実際の地図を見ると!
あらまぁ、びっくり!!!

な、な、な、な、な、なんと!

病院だらけ。

ああああ、さらに怪しい!!!

     *     *     *

色々と調べていくと
驚愕の事実が!

このルーズベルト島。

その昔は!!!
な、な、な、な、なんと!!!

あらまぁ、びっくり!なんでまた!!!

病院と、刑務所の島だったらしい。
がーん。

しかも、病院と言っても!
ハンセン病の療養所や精神病院
だったらしい。
あらららら。

早い話が、隔離するための島。

や、や、やはり!
見るからに怪しい雰囲気が漂っていると思ったよ。

まさに!
怪しい怨念と霊魂が渦巻いている
驚愕の島なのだーーー!

……と、織田無道が言いそうな
そんな島。

     *     *     *

今では、

昔のなごりからか、
病院も、まだたくさんありますが、

国連本部が近いということがあって、
外国人専用の高層アパートが建ったり、

再開発かなんかで
きれいになっているらしい。

し、し、しかし!!!

雰囲気が怪しいのだ。
絶対、あの島には、何かがいる!!!!

     *     *     *

で、そこで繰り広げられる話。

島の雰囲気は
すごく怪しくて
いい感じなのですが〜

何か、話の展開が
日本版よりも強引だし、

ちょっと単純だから
あんまり怖くないのだーーーーーー!

     *     *     *

詳しく言ってしまうと
これから見ようと考えている人が
かわいそうなので
ちょっとだけにしますけど…

日本版もハリウッド版も
最終的な疑惑は
屋上の給水タンクになるわけさ。

で、

日本版は
ずーーーーっと見ていると
映画の途中で

「どうやら、屋上の給水タンクが怪しい…」という風に

思い始めてくるんだけど〜、

ハリウッド版は
最後のクライマックスの所で、
何かの影が
屋上に上がって行くのをみて

ようやく屋上に上がって
給水タンクが…という話の展開なのだなぁ。

ちょっと、強引。

     *     *     *

じわじわじわじわ怖がらせる
日本版と違って

やはり単純。

こりゃ、国民性かね。あんた。

ホラーなのに
全然怖くないのだーーーーーー!!!

もっと怖がらせろーーーーーー!!!

1000円以上も払ってんだぞーーーーーー!

責任者出て来ーーーーーーーい!!!

     *     *     *

ジェニファー・コネリーが演じるお母さんは
ちょっとは いい感じだったけどぉ

    (同い年には見えないけど…)

及川はあの子供のファンだな。

セシリアちゃん。

かわいいので
みなさんも是非、見てくださーい。

     *     *     *

そして
やはり、ルーズベルト島。

及川は
最終的に悪者のオバケのナターシャよりも
よっぽど
この島の方が怖いんだけど…。

是非、今度
宜保愛子を連れて探険に行きたいよ。

あっ、宜保愛子はもう死んだな。

じゃ、織田無道に霊視してもらいながら
レポートしたい所だよ、あんた。

     *     *     *

まぁ、よくよく考えてみたら
日本版にしても
ハリウッド版にしても

引っ越して来ただけで

上の階にいるオバケに
こんなひどい仕打ちを受けるとは…。

あああああああ、気の毒としか
言いようがないね。あんた。

とほほ。

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実際の所、

ルーズベルト島は
最近はすごく素敵な所らしいです。

桜がきれいらしい。

詳しくはこちらで。


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