仄暗い水の底から

夫との離婚調停で娘・郁子の親権をめぐる争いをしていた淑美。古いマンションに引っ越すが、天井のシミと雨漏り、上階の足音に悩まされることに。しかし、それは彼女達を襲う怪奇現象の発端でしかなかった。(2002東宝 中田秀夫監督、鈴木光司原作。黒木瞳ほか)
▲淑美役に、CM、ドラマで人気の黒木瞳。恐怖の出来事に見舞われ、心かき乱されながらも、娘を守るために闘い続ける強い母親になり切った迫真の演技が感動を呼ぶ。

★★★★
原作はまだ読んでいませんが、どうもかなり原作とは違うらしいですよ。黒木瞳の演技がすごいんですけど、最後のクライマックスのシーンに出て来る怪物みたいなお化けの姿が、かなり滑稽で笑えます(笑えるシーンではないんだけどね)。
エンドロールを見ると横浜あたりの住宅を使って撮影したようですが、怪奇現象がなくても、こんな住宅には、及川は最初から住みたくないです。
でも、黄色いレインコートの女の子。これだけ登場するシーンが多いのに、顔が写るのはわずかに2〜3秒くらい。一生懸命やっているのにかわいそうだな。。。(プログラムではちゃんと写真も出てますよ。結構かわいい娘。)



上の階が水浸し

及川が学生時代に住んでいた
豪徳寺のアパートでの出来事。

朝、5時過ぎかな?
突然、天井から水が流れて来た!!!!
おおおおおお!!!これは一体???

その時には
偶然、部屋に友達がいたので
(男か女かはご想像にお任せします)
きちんと証人はいるのですが、
いまだにその原因がわからない。
先にも後にも、その1回だけ。

天井からじわーという感じではなく
天井の端(壁と天井の接合部分)から
水が壁伝いに流れて来たという感じ。
ホラー映画で壁から血が出て来たという、あれに似てます。

上の人間がどこをどういう生活をすれば
あんな水が流れ出てくるのかは
いまだに疑問ですが
流れて来たのです!!!

あの部屋は
夜中に突然、小さい赤い光がピューっと走ったり
突然蛍光灯がビカビカッとなったり
隣に住んでいる男が夜中に奇声を発したりと
波乱万丈な部屋でした。

やはり、この天井からの水漏れはなにか
えもいわれぬものの仕業だったのでしょうか?
気になりますねぇ。

がーん、
やはりあのアパートは呪われたアパートだったのかな?
5年も住んでしまったよ。
もう、この作品を見てから
昔のアパートが気になって気になって
眠れません。

でも、今の部屋で同じように水が流れて来たらどうしよう。
ああああ、それこそ今夜は眠れない。
だって、上には誰も住んでいないもん。
それはただの雨漏りなのだな〜。

ということで、今日の教訓。
「住むなら1番上の階。」


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