ザ・ハリケーン

実話をもとにした感動作。1966年、黒人チャンピオンボクサー、カーターが殺人罪で逮捕された。背後には人種偏見をもつ頚部の差し金が。
数年後、カーターの自伝に感銘をうけた少年が手紙を送った。彼らは心を通わせ、無罪を勝ち取るべく戦いに挑む。(1999年アメリカ)ノーマン・ジェイソン監督、デンゼル・ワシントン、デボラ・カーラ・アンガー
▲無罪の罪を着せられて20年も服役した実在のボクサーを
主人公にした人間ドラマ。獄中の主人公と少年との交流を交えた、無罪を勝ち取るまでの道のりが感動的。

★★★★



無実の罪をいうのは…

最近、電車の中で
無実のサラリーマンが痴漢に間違われてしまったりする事件が
よく発生していますよね。
本当に困ったものです。
及川もなるべく満員電車に乗る時は女の子のいない方
(これもいやだけど)に乗るようにしています。
そうなのです。無実の罪を着せられてはいやなのです。

及川は普段の生活でもそうなのだ。
交番の前を通る時には
おまわりさんと目をあわせないようにしてスタスタ早足。
やはりおまわりさんには逆らわない方がいいですよね。
でも逆にその行動がときどき怪しく見えてしまうのが、
たまにキズ。

でも、この映画を見て
ますます交番の前を通るのが怖くなってしまったよ。
そのうち及川も無実の罪で捕まっちゃうかも。
そうしたらみなさん助けてくださいね。

ま、それは冗談にしても
実際に無実の罪で捕われて
人生の大半を牢獄の中で過ごした彼の戦いはすごいです。
最近グリーンマイルとかも、
似たような話ではありますが
及川はこちらの方が奥が深いと思うのよ。
アメリカの社会問題が垣間見えるのだ。


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