インサイダー

衝撃の実話に基づく骨太な社会派ドラマ。TVプロデューサー
バーグマンのもとに届いた大手たばこ会社の不正を暴くファイル。バーグマンは、その事実を報道すべく同者の元重役ワイガンドに協力を依頼。かくして、彼らの権力に対する戦いが始まる。(1999年アメリカ)
マイケル・マン監督
アル・パチーノ、ラッセル・クロウ
▲「12モンキーズ」の名優C・プラマーが報道番組の司会役に。バーグマンとの友情や対立を表現した説得力のある好演で全米各映画賞の助演男優賞を席巻。



20兆円ちかい賠償金…?

今回の映画は、なんとなく事実だから、けっこう怖い。
といのも、たばこは人体の健康に影響があるということで
たばこ会社が20兆円近くの賠償金を払う評決が出る訳よね。

で、この20兆円。庶民派のおいかわにとっては
はるかに理解の域をこえる金額なのだよね。

こんな時、どうしても
20兆円って「吉野家の牛丼大盛りを400億回食べられる」
と吉野家の牛丼が価値の尺度になってしまうのが
悲しいところ。
でも結局400億回がどのくらいかわからないのだよな。
庶民って、淋しいものなのね。

ニュースでも
ただ20兆円って言うんじゃなくて
「吉野家の牛丼が大盛りで400億回も食べられる20億円」
という風に言ってほしいな。
こんなことを考えるのは、おいかわだけなのでしょうか?


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