プルーフ・オブ・ライフ

禁断の恋に悩む男女をめぐるラブ・サスペンス。南米テカラで反政府ゲリラによるアメリカ人技師誘拐事件が発生。だが、交渉直前に技師の会社の誘拐保険解約が発覚。
交渉人テリーは技師の妻アリスに同情して仕事を引き受けるが、次第に彼女に惹かれていく。

(2000年米)ティラー・ハックフォード監督、メグ・ライアン、ラッセル・クロー

▲夫を誘拐されたアリスに、人気の女優メグ・ライアン。夫の無事を願い救出に奔放する一方、強くやさしい人質交渉人に惹かれている心の揺れを繊細に表現し共感を誘う。

★★★★★
やはり素敵ですね、メグ・ライアン。その辺のジュリア・ロバーツよりはよっぽど素敵です。で、そのメグ・ライアンの演技は素晴らしい。夫を待つ健気なところと、仲介人に恋心を抱くその微妙な所をいい感じで演じていますね〜。
ただ、なんとなくストーリーが・・・。仲介していたのはいいけど結局、訳がわからないうちに救出のため強硬突入。
どうしてなんだ?だったら最初から突入しろ。この映画はストーリーよりもメグですよ。



そういえば若王子さん…

海外って誘拐が多いですよね。
以前、三井物産の
若王子さんなんて人も誘拐されてましたよね。

犯人グループから
指が短くなっている写真が送られてきた人です。
結局指を曲げていたというから
大笑いだったのですが
すっかり、この映画の中の話と似ているので
若王子さんもこんな感じで拘束されていたのかと
同情してしまいました。
噂によると、身代金を支払って無事に戻ってきたとか。

でも、身代金目的の誘拐って、
よく割に合わない犯罪といわれて
日本ではそうそううまくいかないものですが
どうして海外だと、
ああうまく行ってしまうのでしょうか?
ひょっとしてこれは映画の中に出て来るような
交渉代理人のせいなのでしょうか?

肝心の身代金受け渡しの現場が
この映画の中にはないのだ。
なので疑問が疑問を呼んでしまうのでありました。
ああ、一体海外の犯人はどうやって。


今週の映画館INDEX : TOP