TATARI(HOUSE OF HAUTED HILL)

呪われた廃虚を舞台にした悪夢のサバイバル劇。実業家プライスが、かつて大惨事があった精神病院で妻の誕生パーティーを開催。悪ふざけで、この場所に集まった男女は朝まで生き残れば1億円」の賞金が用意されるが怪現象によって犠牲者が続出する。

(99年アメリカ)
ウィリアム・マローン監督、ジェフリー・ラッシュ、ファムケ・ジャンセン

▲主人公の妻役に「ゴールデンアイ」の悪女ぶりが印象的な
F・ジャンセン。愛が冷めた夫に反発しまくる勝ち気な女性を
ミステリアスな怪しさたっぷりに演じる。

★★★★★
アメリカでかなりの反響があった作品らしいです。その期待通りめちゃめちゃ怖いですよ。
で、怖すぎるとじーっと見ていられないのが玉にキズ。なんとなくしか中味を覚えていないのだな。



怖いですよね…

世の中に数々怖い所はあれど
病院ほど怖い所はありません。
さらに病院が廃虚になっていれば文句なくNO.1ですね。

この作品は廃虚になった病院で肝試しをしようというもの。
結局、以前この病院で人体実験された人の怨霊によって
すごいことになってしまうのだ。

で、今回は怨霊が色々するので怖いのですが
大きい病院というところは
怨霊がいなくても怖い。
どうしてなんでしょう。
廊下だけでも、なんとなく怖いですよね。
手術室にいたっては、壁のタイルも怖いですし
あの丸いのがいっぱいついているライトは
さらに怖い。

メスとかはさみの金属もいい感じで怖いですね。
あれが美容院のものだと怖くない。これが不思議。

でもよく考えると
病院ってどこに行っても、なんとなく似ていますよね。
あれはなんとかできないもんでしょうか?
手術室だって、花柄の壁でシャンデリアのライトのところが
1つくらいあってもよさそうな感じがしますが。

多分、これは「全国病院怖くしよう会」とかいう秘密結社が
病院を怖くしているに違いありません。

TBSもたくさんの怖い話を聞くけど
普段面白いことやっているから、怖くないですもんね。
やはり怖いのはおばけじゃなくて
その怪し気な秘密結社なのだわ。



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