さて、寝込んだまま新しい年を迎えた及川ですが
なんとなく正月らしいことをしなければ・・・と思い
正月らしい食べ物をつくることにしたよ。

で、はたと考える。
「正月といえば．．．」
う〜ん、何だろう？
及川は子供の頃から『おせち料理』は食べない人。
おせち料理って、基本的にあんまりおいしいものじゃないでしょ。
冷めてるし。。。

となると、何にしようかな？
やはり「おせちもいいけどカレーもね。」かな？
あのCMは昔からやってますけど
及川はいまだかつて、正月に家でカレーを作っている家庭は
見たことがありません。
正月までカレーを食わなくてもいいよな〜。

そこで、ちょっと手の込んだイメージのある煮物にしたよ。
煮物と言えば、やはり肉じゃが。
（あんまり正月というイメージではないけど）
やはり、作るからには、本格的に作りたい。
さっそくスーパーに
肉とジャガイモ、たまねぎ、その他もろもろ、そしてみりん。
やはり煮物にはみりんですよね〜。

スーパーから帰って来て
肉じゃがを作りはじめるおいかわ。
なんやかんややってグツグツ煮出しました。
そして！！！
ついに！！！
みりん登場！！！
パッと手にみりんを取るおいかわ。
どのくらい入れるのかな？
と、ビンを見ると。。。
「えっ？なんだこりゃ〜！！」

みりんを買ってきたつもりだったのに
よく見ると、それはみりんではなかった。
それはまぎれもなく
「みりん風調味料」

ガーン。
この「風」っていうのが重要なのだ。
「みりん風」ってことは「みりん」じゃないんだろ。
こりゃ、ヒロミGOのライブを見にいったら
若人あきらが出て来た時のショックと同じようなもんだろ。

そりゃさ〜、「みりん」は
酒の販売免許がないと売れないっていうのはわかるけどさ〜。
やはり気分的に「風」が最後まで抜けないわけさ。
『肉じゃが』も『肉じゃが風』になるわけよ。

やはりニセモノをあたかも本物のように正当化する
この恐るべし日本語「風」に屈服したくないのだな〜。

といっても、また新しく買いに行く方が
もっといやなので、
簡単に妥協する及川。
結局、このみりん風で「肉じゃが風　肉じゃが」を作ったのでした。

ところで、「みりん」と「みりん風調味料」って
やはり味が違うものなの？
及川はなんとなく食べているので、まったくわからないのですが。

ま、今年もはじめから妥協しまくる及川。
こりゃ、これからの１年を暗示しているようなもんだな。
あ〜あ、正月早々、気が重いぞ。

みりんをガブ飲みしていい気分に酔っぱらう人なんて
見たことも聞いたこともないんだからさ〜
酒屋系じゃなくても売っていいんじゃないの？
なんとかならんの？