2003/07/20 Sun
気持ち悪い緑色で ちょっと疑問

 

高校野球の中継で、
毎日千葉まで行く生活。

自分の実況担当の日ではなくても
新聞を買ったり、取材をするので
結局、行かなくてはいけない。う〜む。

下北沢から、片道2時間弱。往復4時間弱。
はっきり言って、これでは
しゃべっている時間よりも
電車に乗っている時間の方が
長いではないか!!!

仕事が忙しいのではなくて
電車に乗るのが忙しいということか。。。
JRさん。表彰してください。

     *     *     *

そんなこんなの今日この頃。

千葉に行く途中。
新宿から中央線に乗る及川。
扉の所に立って
ボーッと外を眺めていたよ。

市ヶ谷の駅から釣り堀が見えますよねぇ。
いつも、お客さんが釣りしてます。
世の中、平和だなぁ。

それはさておき、
その釣り堀の横。
あれは、皇居の外堀なんだろうけど
最近、ちょっと変だと思いませんか?

と、いうのも
どうも、あの お堀。
及川の長年の観察によると
ここ最近、やけに緑色が増しているのだ〜〜!

多分、相当、アオミドロ系の
「何考えて生きているんだかわからない」生物が
繁殖しているのでしょう。

あの緑色は、まずいんじゃない?
はっきり言って、バスクリンの比じゃないね。
あれじゃ、青汁そのままだよ!
という位の緑色。

きれいにしたりしないの?
電車から見るたびに
あまりの緑色に
気持ち悪くなるんだけど‥‥。

     *     *     *

で、その気持ち悪い緑色を見ながら
電車に乗っていた及川。
お茶の水あたりで ふと考えた。
「緑と言えば、、、『ビリジアン』の語源って何だ?」

そ、そ、そ、そうなのだ。
小学生の頃、絵の具には「緑」ではなく
「ビリジアン」って書いてあった。
う〜む。
よく考えれば、「ビリジアン」という言葉って
絵の具のチューブ以外では
見た事も聞いた事もないような気がする!

どうして、色鉛筆は『緑』で
絵の具は『ビリジアン』だったのだろうか?
おおおおお。どうしてだったのだ?

そして、そもそも『ビリジアン』とは
何モノだろうか???
やはり『ボヘミアン』とか
『オラウータン』の仲間なのだろうか???

及川の予想では、
『ボヘミアン』は、
多分、「ボヘミアの人」という意味だと思う。
じゃ、『ビリジアン』は
多分、「ビリジアの人」ということか???

あっ、ひょっとして、「ビレッジの人」?
和製英語かなんかで、村の人では?
村の人は緑色しているもんね〜。
(なんでやねん。)

あるいは、昆虫図鑑の後ろの方に小さく載っている
日本では見る事のできない
熱帯だけに生息する謎の巨大なバッタが
「ビリジアン」という名前なのでしょうか?
ううううううう、謎が深まるねぇ。

その辺は「今週のおいかわ 特捜本部」で
調査しなければいけません。
ということで、調査開始。
まず、辞書で調べてみたよ。

インターネット「goo辞書」によると

ビリジアン [viridian]
酸化クロムを主成分とした青緑色の顔料。
また、その色。

おおお!酸化クロム!
そうか〜。って
全然「ビリジアン」の語源かわかりません。
英語のスペルが
「village--」じゃないから
村の人ではなさそうだなぁ。

調査その2
「viridian」を英和辞書で調べる及川。
おおおおおおおお!
な、な、なんと!!!
全然載っていない。。。がーん。
ううむ。。。一体、語源はどこなのでしょうか?
謎はどんどん深まるねぇ。。。

やはり、響きが怪しいよ「ビリジアン」。
「ビリ」から始まっちゃいけないよねぇ。
(意味はないけど‥‥)
水色の代わりに入っている
「セルリアンブルー」は、きれいな響きなのに
ビリジアンと来たら……。

渋谷に「セルリアンタワー」はあっても
「ビリジアンタワー」がないのは
やはりそのせいなのだろうか。。。
何か怪しい生き物に違いないのでは???

ということで、「今週のおいかわ」読者の皆さんの間では
ちょっと流行させましょう、『ビリジアン』。
「森の緑がきれいねぇ。」ではなく
「森のビリジアンがきれいねぇ。」と使う。
『黄緑色』も「黄ビリジアン色」ということで
ひとつよろしく。

これで、ビリジアンも救われるというものだ。。。


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