2001/11/17 Sat
供養されていい感じ

 

ここだけの話。
NEWS23のお天気は、曜日にもよるけど
及川が原稿を書いているのだ。

で、このNEWS23の原稿。
だいたい30秒の中に
全国明日の予報と最低・最高気温をいれなくちゃいけない。

簡単な天気の日にはいいのだけど、
あっちが晴れ、こっちが雨となると
言いたいことが盛りだくさんで、
かなり書くのが大変なのだ。

30秒の原稿を書くのに40分くらいかかる・・・。

で、月曜日の夜の話。
『北海道は大雪の恐れ、風も強くなる、全国的に気温も低い。
でも太平洋側は晴れ』という原稿を頑張って書きました。

それが放送されるのは23:45くらい。
放送されるのをじーっと待ちながらNEWS23を見る及川。

ところが、その日は様子が違ったね〜。
23:35ころ不穏な動きが>>>
「今、入ったニュースです・・・」
なんだ?
「ニューヨークで旅客機が墜落し・・・」

おおおおお、すごいことになった!
現地の映像で煙があがっている・・・。
テロなのか???
報道局の中をアナウンスが。
「とりあえずNEWS23をこのままやって
ワンダフルの中で報道呼び掛け、特番態勢です、よろしく〜」

「・・・ひょっとして」と、おののく及川。
NEWS23はそのまま墜落のニュースをやって終わってしまった・・・。

・・・やはり、及川の悪い予感が的中。
天気がなくなった・・・。
がーーーーん。

んんん、40分の血と汗と涙の結晶が
放送されずに終わってしまった。

まぁ、原稿が飛ぶのはよくある話なので
あんまりショックはないんだけど、
その日は、原稿書きがあるからと
夕方の「生島ヒロシさんとの飲み会」で
酒を飲まなかったのだーーーーー。
そっちの方がショックでかい。
こんなことなら、飲んだのに〜。あ〜あ。

こんな日もあるさ。
でも、せっかく原稿を書いたのにな。
まぁ、読まれずに終わってしまった原稿の供養のために
原稿の写真でも載せてあげるよ。(クリックすると大きくなります)


これで、この原稿も成仏できるというものだ。
針供養ならぬ、原稿供養で、ちょっとはいい感じ。


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