ま、そんな今日この頃。
とあるところにお仕事に行った時の話。
おなかがすいたので
カップヌードルを食べることにしました。
早速買って来て
近くにあったポットでお湯をじゃーっ。

・・・（一瞬の沈黙）・・・
おっ？
・・・（さらに沈黙）・・・
あら？ひょっとして？

がびーん。
カップヌードルに注いでいたのは
コーヒーだった。

誰だ？お湯のポットのとなりに
コーヒーのポットを置いておいたやつは？
普段はないのに。
よりにもよって、お湯のポットと似たようなポットで。

で、問題はその後だよ。
どうしたもんだか。
半分までコーヒーの入った作りかけのカップヌードル
それをじーっと見詰めるおいかわ。

これから軌道修正してお湯を入れて食べるべきか。
観念して新しいものを買ってくるべきか。
ん〜。

しょうがない。半分も全部も一緒だな。
ということで、カップヌードルにじゃーっと
コーヒーをいっぱいに注いで食べることにしました。

よく考えれば、
カップヌードルを食べた後にコーヒーを飲んだのと
一緒のことでしょ。
よし、コーヒーカップヌードルを食べてやる。

では、いざ実食！！
おっ、こ、こ、この味は！！
生まれてこのかた経験したことのない
なんと言うべきか・・・
コーヒーの香りの中に見えかくれする醤油の香り。
イカスミを思わせる黒いスープの中に
ぽっかりと浮かぶ玉子・・・。
人類がいまだかつて経験しなかったようなこの味。
はっきり言って、めちゃめちゃまず〜〜〜〜い。

いや〜、さすがにグルメの及川も
こればかりはいけませんでした。
本当に涙がぽろぽろ出てしまいました。

昔、オレンジジュースで炊いた
オレンジジュースご飯に匹敵するまずさでした。
みなさん、カップヌードルにはお湯を入れましょう。