スイス料理というくらいなんだから
「アルプスの少女ハイジ」の中に出て来た
黒いパンに干し肉を乗せて
とろ〜りチーズをかけたものかな？と想像していた及川。

ところが出て来たのは
グツグツいっている鍋のチーズフォンデュ。
さらに、やわらかお肉のステーキなどなど。
豪華なランチだった。
ま、3800円だから、こんなものか。
黒パンに干し肉だけでこの値段だったら
そりゃ、ヨーゼフもびっくりだな。
やはり、ハイジでスイスの間違ったイメージが
ついてしまっているのでしょうか？
スイスも気の毒に。

ま、そんなこんなの今日この頃。
グルメな及川の野望のひとつ
自家製ワインを作る事へ向けて、
及川の実家ではブドウが大きくなって来ています。

先日、実家に顔を出した時に見てみたら
おおおおおおお！なんと！
びっくりすることに！！
ブドウがなっているではないか！！
パッと見ただけでも30房くらいはなっているよ。
お〜ほっほっっほっほっほほ。

その辺の千疋屋で売っているような
ひと房5000円くらいのブドウに比べたら
形も全然ブドウっぽくないけどさ。
でもいいのだ。なっているんだから。
庭にブドウがあるとは
ルイ１６世も喜んでくれるであろう。

で、このブドウ。
及川が6年前、ふと立ち寄った植木市みたいなところで
苗を５００円で買ってきたもの。
500円で30房もなれば
すっかり元はとれてますよね〜。
わ〜はっはっはは。笑いが止まりません。
なんと言っても、このブドウ。
かの有名な『巨峰』なのだ。
高いブドウなのだ。
それだけに感激はひとしお。

あらためてブドウをジーッと見る及川。
結構、大きくなって来たね〜。
１粒が親指の爪くらいになってきたよ。
で、で、でも・・・
ブドウの実が、こんな大きくなっているのに
まだ、緑色なんだよな〜。
これってさ
あまり言いたくないけどさ〜
ひょっとしたら、
巨峰じゃなくて、マスカットだったりしないよね〜。

植木市で「巨峰」という札が下がっているやつを買ったのに
できてみたらマスカットだったら
めちゃめちゃ悲しいんだけど。涙ぽろぽろだよ。
もう、及川の心の中では
巨峰を食べるということで心の準備を進めているのに・・・。

これってメスだと思って縁日で買って来たヒヨコが
大きくなったら、突然鳴いてしまって
オスだとばれてしまった時の衝撃に似ているな〜。
鳥が一生懸命に育てた子供が
自分の子供じゃなくてカッコウの子供だった時も
こんな衝撃なのでしょうね〜。
ああああ、淋しいよ。

でも、まだ希望は捨てていないのだ。
あれは絶対に巨峰！
これから紺色になります！信じてます。
そのうち結果をお伝えしますね。乞うご期待。