女がアワビを食べながら言う。
「回転寿司のアワビって、おいしいよね〜。」
男もそれに答えて口を開く。
「ホント。すっげぇうめ〜。
こんなアワビが100円なんて超お得だよね。」
そんなことを言いながら
２人で、アワビを５皿も食べてた。

ねぇ、ねぇ、君たち。
仲良くしている所で、本当に申し訳ないけれども
そのアワビってニセモノということを知らないの？
本物のアワビが１００円で回ってくるか！
世間を知らないというのは幸せなことだ。

そんなこんなの今日この頃。
ちなみに世間を知ってしまった及川には
不幸なことしかありません。

先日、と言ってもまだ暑い時の話ですが
恵比寿駅での出来事。
やはり、「恵比寿矢ガモ会」の活動のために
ちょくちょく恵比寿には出没している及川なのです。

恵比寿の東口はガーデンプレイスなどがありますが
駅前にはサンクスとプロントくらいしかない。
結構淋しい。
４階くらいにある東口改札から階段で地上まで下りると
まったく別世界。
地上は、荷物の搬入口とかで、
地下の秘密基地のような感じがします。

そこを颯爽と歩く及川登場！
ふと横を見るとハトがいます。
「あっ、こいつら『平和のシンボル』とか言うくせに
結構、伝染病を持っていたりするんだよなぁ」と
近づかないように歩いていると
おおおおお！
なんと、ハトの方から近寄って来るではないか！
しかも４羽も。

ギョッっとする及川をあざ笑うかのように
さらに近づくハト軍団。

その時、及川は気づいた。
その４羽のハトの中に
何やら不思議な、胸の上からが白いハトを発見。
白頭鷲ならぬ白頭鳩だよ。
「アルプスの少女ハイジ」に出て来た
ペーターの家のヤギのような感じ。（難しい例えだ。）

で、そんなハトがいると気になる訳よ。
じーっと、その胸から上が白いハトを見ていると
『ガツッ』
おおおおおおお！

なんと別なハトが及川の頭に足蹴りをくらわせたのだ！
うわっ、ハトの攻撃を受けた！！

その後、何もなかったかのように
その白いハトに寄り添う攻撃したハト。
むむむ、つがいだったか。。。

う〜む、でも何か納得行かないな〜。
及川はただ白いハトを見ていただけなのに。
しかもハトの方から近寄って来たんだぞ。
よほど、ハトには、及川が悪人顔に見えたのか？
ハトにまで攻撃されるとは
涙ぽろぽろだよ。

こちらが攻撃をしかけて
ハトの世界の「国連安保理」が制裁決議を出した上での攻撃なら
まだ、わからなくもないのだが
何もしてないのに攻撃されるのは
めっちゃむかつく。