2003/11/05 Tue
[NY-6] エンパイアステートビルで涙ぽろぽろ その2

 

ダイエーの小久保が
無償トレードで
こともあろうに巨人だと?
何考えてんだ?
来年の巨人の打順はどうなるのでしょう?

阪神は、開幕戦で巨人と当たります。
う〜む。

     *     *     *

そんなこんなの今日この頃。
今回はNY特集その6。
前回はエンパイアステートビルでのお話でしたが、
今日はその続編。
実は、まだ続きがあったのです。。。

NY滞在2日目の夜。
NY在住の田中さんと
エンパイアステートビルへ
のぼることになった及川。

のぼるまで2時間待たされたけど
なんとなく自由の女神を見られたので
ちょっと嬉しくなってます。

し、し、し、しかーーーし!
そのうれしい気分を
一気に奈落の底に突き落とすような出来事がーー!
がーん。

     *     *     *

86階の展望台からの帰り。
とりあえず、階段で80階まで行って
そこからエレベーターに乗ったよ。

エンパイアステートビルって
めちゃめちゃ古いビル。
そこのエレベーターも、
まぁそれなりに貫禄があるというか、
風格があるというか
ちょっと古めのエレベーターなわけよ。

で、乗ってみた。
結構、定員ギリギリくらいの人。混んでます。
動き出すエレベーター。

おっ、おおおお!
結構、速いではないか!
古いわりには、いい仕事してるぞ、このエレベーター。
「……75 74 73 72 71 70 69 68 ……」
おおお、いいねぇ、順調に降りてるねぇ。
し、しかし、そうそう順調ではなかった。

順調に数字を減らしていた階数のデジタル表示が
「60」という数字を表示したまま
こ、こともあろうに、な、なんと!
数字が動かなくなった。

おおおおおおーーーーーい!
一体どうしたというのだ???
でも、エレベーターは動いているぞ〜!

と思ったら、、、
「50・・・・・・40・・・・・・30」
な〜んだ、表示が10階刻みになっただけか。
う〜む、おおざっぱだねぇ。
いかにも、おおらかな国・アメリカだなぁ。

あああ、びっくり。
し、しかし、恐怖は、これで済まなかった。

     *     *     *

「20」から、また
「19 18 17 16 15 ……」という表示に戻った表示盤。
まもなく到着だねぇ。

「10 9 8 7 6 5 4 ……」
えっ?ええええ?

な、な、なんと!!!
1階が近いというのに
エレベーターは、スピードを落とす気配がないのだ〜!
表示盤の階数表示も
さっきと同じ勢いで減っているんだけど……
これって一体???

と、と、ということは……
ひょっとしたら、ひょっとして。

最悪の状態を想像する及川。。。
エレベーターの中の他のお客は
まだ、誰もそれに気づく様子もなく、まだ平然。
なぜ、みんな大丈夫なのだ???

「4 3 2 ……」
エレベーターの速度は落ちない。。。がーん。
あああ、もうだめだ。
このままビルの底にぶつかってしまうのか。。。
あああ、神様、今までありがとう、
お父さん、お母さんさようなら。
心でつぶやく及川。

そして、、、階数表示が、、、ついに「1」
が、が、が、がーん。

とりあえず、せめてもの抵抗で
両足を踏ん張る及川。
そして、一瞬の静寂。。。

その3秒後・・・

エレベータの速度が落ちる。
さらに5秒後、、、ゆっくりと止まった。
あら?

何事もなかったかのように1階に到着。

おいおいおいおいおいおいおい!
なんということだ!
「1」になってから止まるまで
5秒以上もあるではないか!!!
むむむむ。。。

「1」になっても
しばらく動いているエレベーターなんて…。
大体にして、階数の表示が
大雑把すぎんねん!

「1」になった直後は
本当は、まだ7階くらいちゃうか?あんた。

ああああ、生きた心地がしなかったよ。
恐るべし、エンパイアステートビルのエレベーター。
おおらかな国というのは
生きた心地がしないねぇ。

よく、みんなあれで平然としていられるなぁ。。。
みなさんも
エンパイアステートビルのエレベーターには
十分にご用心。

小久保の無償放出もびっくりですが
それ以上に、涙ぽろぽろです。
命が5年は縮まります。。。つづく。


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