2005/10/12 Wed
メトロポリタン美術館に、謎の兜が!

 

今日も更新します。
えらいです。

温泉にでも行って
「う〜、極楽、極楽」と言いたい気分です。

     *     *     *

そんなこんなの今日この頃。

今日は、メトロポリタン美術館の話、その3。

及川がメトロポリタン美術館に
まだ見ていなかった隠し部屋を発見した!!

という話は、
おととい、ちょっとしましたが、

昨日は、インド人のフレンドリーな人に
話し掛けられて
及川は目が点になってしまった所で
話は終了していました。

さぁ、今日は、この隠し部屋に
行ってみるぞ!

     *     *     *

   あっ、ちなみに、
   及川が言う「隠し部屋」とは

   実際に隠されている部屋ではありません。

   今まで、何回も行っているにもかかわらず
   及川は まったく気付かずに
   見逃していた展示室のことね。

     *     *     *

及川が見つけた隠し部屋へ続く通路へ向かう途中、
何やら
武器や武具の展示コーナーがあったよ。

おおおおおお。

ここは、前回来た時に
ちらっと見たけど
時間がなくて
あんまりじっくりと見られなかったねぇ。

隠し部屋に行く前に
武具でも見て行こうか、ちょっとねえ。

     *     *     *

ということで、武器・武具のコーナーに
立ち寄る及川。

あららららら、あらまぁ。
世の中には
すごい武器や武具が多いもんだねぇ。

あんた、びっくりするよ、ちょっと…。

西洋の騎士の皆さんが着ていたであろう甲冑だけでなく
馬に着せていた『よろい』まで
あるのだなぁ。。。

馬も大変なんだねぇ。。。

     *     *     *

まぁ、それはよしとして…

ちょっと歩いて行くと
日本の武士のよろいコーナーがあったよ。

あららららら。

韓国や中国系のものは特にないんだけど
日本のサムライ系は
でっかくコーナーとして
できあがっているよ、あんた。

あらまぁ。日本のよろいは
芸術的価値が高いのかね。

ふ〜ん。

で、こんなものが展示されていたりする。

  

おおおおお、
これはすごいねぇ。。。

日本の美術館や博物館にも
ここまですごいのは、
そうないよ。

と言っても、及川は
鎧のどこがどうなっていればすごいのか
まったくワケがわからないけど…。

鎧を見て
「こりゃ、いい仕事してますねぇ…。」なんて
言えないよ、あんた。

よろいは
どこがどうなっていれば
すごいのだろう…。

     *     *     *

ま、それはどうでもいい。

上の写真は
どことなく兜がかっこいいねぇ。

5月になると売っている
五月人形のお手本になるような兜だよ、あんた。

いい感じだねぇ。

     *     *     *

で、他にある兜を見てみると
色々と種類があって
見ていて楽しい。

例えば、こんなものがあったりする。

   

おおおおおおお。

ちょっと写真がボケてしまったけど

頭の上に龍がいて
横には鳥の羽のようなものがあったりしてますねぇ。

あららら、手が込んでいるねぇ。。。

こりゃ、その辺の暴走族が
ヘルメットにしたがりそうなものだねぇ。

なんとか愚連隊の人々がねぇ。。。

     *     *     *

と思いきや、

    

なんだか、
火みたいのモノの中に
不動さまがいる兜ではないか!!!

おおおおおおおおお!

なんだ、これは!!!

多分、戦場では
みんなここまで見ていないと思うけど〜。

ここまでやらなくても………。

     *     *     *

しかし、世の中、
上には上がいるのだ。。。

がーん。

この炎の中にお不動さまがいる
兜の横に!

あっと驚く
驚きの兜が展示されていたのだーーーー!!!

がーん。

まさに、闘う者の
闘志をそいでしまうような
恐怖の兜が!!!!

おおおおおお!

そ、そ、そ、その兜は!!!
不動さまでも、龍でもなく
驚愕のものが
上に乗っているのだーーーーー!

がーん。

その兜の上に乗っているものとは!!!

な、な、な、な、な、なんと!!!
あらまぁ、びっくり!なんでまた!!!

実際、見てもらいましょう。
驚愕の兜…。

こ、こ、こ、こちらです。

  

ウサギ…。

がががががーん。

なんだ?この兜…。
めっちゃ弱そう…。

しかも、あんまりかっこよくない…。

あああああああああ。

これをかぶっていた人って、一体…。

     *     *     *

かぶっていた人は

ひょっとして戦場では
「ウサギちゃん」とか
呼ばれていたのでしょうか???

ああああ、全然威厳がないねぇ。。。

ひょっとしたら、そのウサギちゃんは
ウサギの形のマイクを持って
温泉レポートでもしていたのでしょうか???

   (あんた、例えが古いよ。
    そりゃ、昔やってた『11PM』だろ…)

     *     *     *

やはり…

龍の飾りのやつは
かぶってもいいけど〜
ウサギはいやだねぇ。

しかも、弱そうなウサギだもんなぁ。。。

     *     *     *

まだ、ウサギが
鋭い目つきで火を吹いている飾り…だったら

百歩譲ってかぶってもいいけど〜、

    (それもイヤな気はするけど…)

このウサギは
どことなく、巣穴というか
コタツの中に隠れているような感じだもんねぇ、あんた。

こりゃ、まずいよ、ちょっと…。

     *     *     *

で、メトロポリタン美術館では
このウサギの兜の
どういう所に
芸術的な価値を見い出して
展示しているというのでしょうか???

あんまり、金ぴかでもないし〜
それほど
高い値段がつく兜とも思えないんだけどぉ。。。

う〜む、
ワケがわからないねぇ。。。

やはり芸術の世界は
奥が深い。

及川の理解できる範囲を越えている。。。

     *     *     *

でも〜
意外と、こういうウサギの方が
龍のやつよりも
値段が高かったりするんだよなぁ。

意外に…。

今度、鑑定団の鑑定士に
鑑定してもらいたいものだ。。。

このウサギ…。

でも、実際は
サムライの兜ではなく

ウサギ屋の主人の兜だったりして…。

     *     *     *

あああ、この兜を見ていたら
ウサギちゃんに会いに
温泉に行きたくなってしまった…。

「効能は〜、」とかレポートしなければーーー!

(若い人には わからないネタですまんねぇ。。。)

明日こそは
隠し部屋に行くぞ!

つづく。


今週のニューヨーク INDEX : TOP