2005/10/13 Thu
美術館で貴族の生活を垣間見る!

 

今日も更新します。
えらいです。

新宿で寿司を食べました!
回っていない、ちょっと高級寿司。

パクパク、おいしく食べてたけど…、
何やら、どうも落ち着かん。

12コくらい食べて
何だか、予想外に おなかいっぱい。

あらららら。

回転寿司だと
バクバク食べるんだけどねぇ。。。

あああ、庶民派おいかわ。
寿司は回っていないと
ダメらしい…。

     *     *     *

そんなこんなの今日この頃。

「隠し部屋に行く!」と言い続けながらも
めっちゃ怖いマリアさんに魂を抜かれ、
インド人に捕まり
うさぎの兜に唖然としていたため
なかなか隠し部屋に潜入できません。

そろそろ、本当に行かないと
『オオカミ少年・おいかわ』と呼ばれてしまうので

今日は、ついに
幻の隠し部屋に侵入するのだーーー!

おおお!!

     *     *     *

今まで、何回も
メトロポリタン美術館に行っているにも関わらず
足を踏み入れたことがなかった
(というか、見逃していた)

隠し部屋に、ついに潜入します!!!

     *     *     *

で、隠し部屋の方に行ってみると
何やら、お城か宮殿の部屋を
そのまま再現したような感じの部屋がある。

おおおおおおおおお。

例えばこんな感じ。

  

これはパリ郊外にあるヴェルサイユ宮殿の
とある1室ですが、

こんな感じの部屋が
メトロポリタン美術館の中に再現されている。

    (部屋が暗すぎて、写真が撮れなかった。すまん。
     美術館の中はフラッシュ禁止なもので…。)

こんな、シャンデリアや大きい絵を飾ったら
上の方にホコリがたまって
掃除が大変だろうにねぇ。

昔の人は平気だったのかね、ちょっと…。

それにしても
このベッドは
寝心地がよさそうだねぇ。。。

こりゃ、素敵だねえ。

ベッドに、屋根というか
天蓋がついているのは
憧れてしまうねぇ。

     *     *     *

ま、それはさておき

そのメトロポリタン美術館にある
宮殿を再現した部屋を抜けると
及川が目指す
隠し部屋がある!

おおおおおお!
いざ!潜入!

中に入ってみると!!
そこには驚きのものが展示されていたのだーーー!

その隠し部屋に展示されていたものとは!

あらまぁ、びっくり!

宮殿で生活するような人々が
昔、使っていたという
家具などなのだ。

おおおおおおおお。

     *     *     *

なんとなく素敵な食器や
掛け時計、イス、テーブル、タンスなどを始め

もちろん、ベッドなんてのも
ごっそり飾ってあるよ、あんた。

ああああ、すごいね。
昔の貴族の方々は…。

ヴェルサイユ宮殿のベッドは
どことなく
飾りが豪華でしたが、

他の人々は
どうなのかね。

ちょっと探りをいれなくては。

     *     *     *

と、思ってみていると

あらまぁ、びっくり!
こんなベッドが!!!

   

あらららら。

このベッドは
めっちゃシンプルだねぇ。

昔の貴族の人が
「無印良品・ヴェルサイユ店」とかで
買ったのかね、これは。

ヴェルサイユ宮殿のものに比べたら
す〜ごい質素なんだけど…。

こんなベッドに寝るなんて
それは、貴族の風上にも置けません。

貴族だったら
もっと、きらびやかなベッドで
「お〜ほっほっほっほ」と言いながら
寝て欲しいものだねぇ。

     (そんな貴族のイメージって、一体…。)

     *     *     *

で、この、質素だけど
素敵なベッドの横を通り過ぎて
隣の部屋に行ってみると

遠目に
天蓋つきベッドが視界に入って来た。

おおおおおおおおお!

今度のベッドは
何やら、天蓋のところに
花をあしらった飾りなんかがついていて
豪華に見えるぞ!!!

やはり、貴族の皆さんのベッドは
豪華じゃなくてはいけません。

無印良品もいいけど、
貴族だったら
三越か伊勢丹のベッドコーナーに行って買って欲しいよね。

    (貴族なら、もっとすごい所に行くだろ。)、

     *     *     *

今度は、どんな素敵なベッドでしょうか??
安眠できるような
素敵なベッドでしょうか???

期待に胸を膨らませつつ
そのベッドに近付いてみると

おっ、おおおおおおおおおお?
な、な、な、なんだ、このベッド…。

あんた、こ、こ、こ、このベッドは!!!

そう。それはまさに
驚愕のベッドだったのだ。

がーん。

及川が見たベッドの中で
最も驚愕のベッドが
そこにはあったのだ!!!

がががががーん。

こ、こ、こ、これって………。

     *     *     *

では、皆さんにも見ていただきましょう。
なんとなく豪華そうなんだけど
驚愕のベッド。

じゃ、行くよ。

こ、こ、こ、こちらです!!!

   

うわっ…。
なんだ?こ、この色…。

全部が紫…というか、
紫と藍色の中間というか
微妙な色だなぁ。。。

これって、、、なんか
あんまり、素敵な睡眠ができなさそう。。。

まず、寝ていて
落ち着かないな、こんな色では。

それ以前に、
シーツも毛布も掛け布団も
すべて一緒の色だったら
どこからどう足を入れたらいいか
迷うだろ!あんた!!!

     *     *     *

それにしても、どこがどういう趣味で
こんな色のベッドになったのだ?あんた。

説明書きを読むと
このベッドは
17世紀にイギリスで、
トーマスさんという人のために
作られたらしい。

ふ〜ん。

ちょっと、トーマス!

あんた、趣味悪すぎ。

どうにかならないの?この色。
絶対、安眠できないだろ、あんた。

まず、そもそも
こんなベッドでは
風水の専門家・Dr.コパに
「生気を吸い取られるベッドです。」とか
言われてしまいそうではないか!!!

さらに細木数子に
「こんなベッドだめよ、あんた!」と
ダメ出しされるよ、あんた。。。

あああああ。

     *     *     *

天蓋つきのベッドで
値段が高くて素敵だというのは
よくわかるけど、

この色は
Dr.コパ以上に
女の子に嫌われるよ、あんた。

ちょっと、トーマスは
わけがわからないよ。

     *     *     *

ちなみに!

ヴェルサイユ宮殿にある
ルイ16世が寝ていたというベッドは
こちら!

   

これも、なんだか
落ち着かない柄だねぇ。。。

何だか、素敵な睡眠の
妨げになるような
怪しい模様だねぇ。。。

やはり、貴族や王様の考える事は
よくわからん。

     *     *     *

隠し部屋に行って
やはり、
及川は庶民派ということを実感。

こりゃ、王様や貴族には
なれないね、一生。

ああああ、
王様の子供に生まれなくてよかったね。

メトロポリタン美術館で
庶民である幸せを噛み締めつつ
次の部屋に向かった及川でした。

王様や貴族の皆さんにも
回転寿司の素晴らしさを
味わってもらいたねぇ。。。

つづく…。


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