さて、及川も、今、思い起こせば学生時代は
なにかと大変な４月でした。
履修登録もあるけど、健康診断もあるんだよね。

結構、大学の健康診断って
いつ行っても混んでるから、めちゃめちゃ嫌いだったな〜。
全部終わるまで１時間半くらいかかるもんね〜。
でも、「健康診断をやらないと学割証は発行しません」って
言われるからさ〜、渋々行くわけよ。

で、何回か受けた健康診断の中でも
強烈な回がありました。
まぁ、身長・体重を計って
視力・血圧などなど諸々終了。
あと残るは、医師による診断だけになりました。

医師の先生にみてもらう順番になりました。
なんか聴診器をあててます。
ドキドキと聞いた所で
何がわかるんだろ？と疑問に思いつつ
診断を受けていました。

その後、その医師が口を開く。
「最近、変わったことはありませんか？」

変わったこと？
あっ、この前、世田谷に引っ越しして・・・と
普段の及川なら答えるのですが
その医者が真面目な顔してやっているので抑えたよ。

でも、及川は言った。
「最近、体がだるいんですよね〜。熱っぽいし。
カゼですかね〜？」
及川、珍しく真面目に答えたでしょ。

そうしたら、びっくり仰天。
その医師は答えた。
「あっそう。じゃあ医者に行った方がいいね〜。」

おい！ちょっと待て。
あんた医者じゃないのか？
どうなってんだ？
たぶん、あの人々って
慶應病院かどこかから来ているんでしょ。
あんたは医者じゃないのか？
あ〜、素直に答えて損したよ。

健康診断の医者には
みなさん、くれぐれもご用心。
ときどきすごい人が隠れています。