2002/11/02 Sat
大岡越前はすごい人

 

佐渡のおみやげというか
帰る途中の新潟で買ってきた「笹だんご」。
みんなに配りきる前に
賞味期限が切れていた。
が〜ん。

新潟から大変な思いをして持って来たのに。。。
しょうがないから自分で食べた。

そんなひきこもごもの今日この頃。
新聞のテレビ欄を見たら
「大江戸捜査網」があったよ。
さすがテレビ東京。
「笑っていいとも」の裏に
こんな素敵な番組を放送するとは。
及川の心をくすぐるねぇ。
ちなみに今日は「隠密同心参上・後編」らしい。

大江戸捜査網は
かなり昔の時代劇ですが
その昔、真夜中に再放送していた時に
よ〜く見ていたのだ。
「死して屍拾う者なし・・・」
いいねぇ。

そう考えて見ると
時代劇には、何やら決めセリフがあります。
大江戸捜査網の
「死して屍拾う者なし」とか
水戸黄門は
「この紋所が目に入らぬか〜」でしょ。
遠山の金さんは
「おぅおぅおぅ、黙っていればいい気になりやがってぇ。
この桜ふぶきが〜〜〜」ですよね〜。
桃太郎侍は
「ひと〜つ、人の世の生き血を吸い・・・」。
で、暴れん坊将軍は
「俺は旗本の三男坊、徳田しんのすけだ」と「成敗!」という
かっこ悪い決めセリフが(あんまり知られていないが)
ありますね。

その一方で
夕方やっている大岡越前。。。
あれっていまいち決めセリフがないと
思いませんか?
「厳しく再吟味の上、極刑申し付ける。ひったて〜」とか
「今日の白洲はこれまで」とかはあるんだけど
言わない日もあるんだよな〜。
ねっ、大岡越前と聞いて
すぐにピンと来るセリフってないでしょ〜。

と考えると大岡越前は
時代劇でも異色の存在ということか。
それでも、根強い人気があるということは
すごい人なのだなぁ。

でもでも、、、
被告人が判決に対して
「お奉行様。そんな軽い罰でよろしいのでしょうか?」と
聞いたりすると
「なに?お上の裁きに不服を申すというのか?」と
言い放ってしまう。
現代の法学上の観点からみると
はなはだ問題がありまくりな裁きですが
それでも、皆さん拍手喝采!
「見事な大岡裁き〜」とか言っちゃう。
う〜ん、何か違うような気もするけど。

今の時代、
裁判官がそんなこと言ったら
それこそ訴訟になってしまうよ。
あんな裁きでいいのかなぁ?
かなり前近代的だよな〜。
むむむ。
それでも問題にならないのは
やはりすごい人だからなのか。。。

でも、及川は
大岡越前よりも
白洲にトンボかなんかで
きれいに筋をつけている人の方が
よっぽどすごいと思うよ。
ホントにきれいに筋をつけるもんだよなぁ。
及川もやってみたいよ。
弟子になってみようかな?


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