前回までのあらすじ(前回の話はこちら)
恵比寿で見つけたバナナ
なんと1本200円の高級バナナだった。
それを買って来たおいかわ。
さぁ、勇気を出して食べよう!
…とした所
店員の「2日後まで食べるな」という言葉を思い出し
その時まで食べるのを待つことに。
そして、その『2日後』が到来!
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またまた、お待たせしました。
昨日の続き。
噂の200円バナナ。
あらためて姿を見てもらいましょう。
これです。
さぁ、そして
店員に言われていた運命の2日後が
やって来ました。
今日こそは食べるぞ!
* * *
で、やはり食べるに当たって
色々と準備をしなければいけません。
なんせ、相手は1本200円のバナナ。
バナナに失礼があってはいけません。
ということで、
まず、隣の向いのその2軒隣にあるスーパーで
4本144円で売られている
普通のバナナを購入。
これで普通のバナナと食べ比べます。
やはり及川はジャーナリスト。
その位はやらなくては。
* * *
さらに、部屋を掃除して
お風呂に入って身を浄める。
さ、これで準備万端。
では、行きます。
テーブルの上に1本200円のバナナと
4本144円のバナナを並べます。
正座をします。
そして一言‥‥「バナナの神様ありがとう。。。」
、、、とは言いませんが
神妙な面持ちで精神統一。
まず、4本144円のバナナから。
ぱくっ。
←バナナを食べる直前の及川氏想像図。
おおおお、これは!
ま、ま、ま、まさに!!
普通のバナナ。
やはりスーパーで144円!
で、では、行きます。
1本200円のバナナ。
皮をむく。。。
おおお、こ、これは!
皮をむいても太い。。。
一気に‥‥ぱくっ!
←高級バナナを食べる直前の及川氏想像図。
おおおお、おおおお!
なんだこりゃ〜!
な、な、なんか
すごい歯ごたえがある!
サクサクって感じではなくて
やわらかいんだけど、
噛み切るバナナに存在感がある。
う〜む。
でも、問題は味だよなぁ。
じっくり味わう。
ムムムムム。。。
どことなくクリーミーな感じもするけど
この味は
な、な、な、なんと
びっくりすることに!!
あんまり甘くないよ。
* * *
あれ?
どことなく4本144円のバナナと
味は変わらないような気もするんだけど。。。
というより
4本144円の方が
甘いような気もするんだけど。
というか、
144円のバナナの方が
おいしいんだけど〜。
ああああああああああ。
ついに、禁断の言葉を
言ってしまった〜〜〜!!!
がーん。
1本200円のバナナの立場は一体。。。
やはり庶民派おいかわには
200円のバナナが口に合わないというのか?
う〜む。
* * *
あらためてバナナに入っていた説明書を見る。
栽培の農園は標高800〜1000mという
高地に位置しています。
熱帯地方の強い太陽
高原独特の寒暖差の激しい気候が
こっくりと深い味わいのバナナを
つくり出すのです。
って、書いてあるけど
「こっくりと深い味わい‥‥」って何?
こっくりだと?
キツネでも呼ぶのか?(それはコックリさんだろ。)
う〜む。
あれが「こっくり」の味わいか〜。
そりゃ、どんな味だ、あんた。
及川に144円の方が甘いと言われた
「こっくり」の味の立場もないな〜、気の毒に。
あああ、
200円で深い「こっくり」味を満喫したと思えば
安いもんなのかなぁ?
ま、これも人生の授業料だと思えば
安いもんか。
ま、みなさんも1本いかが?こっくり味。
* * *
それにしても
3話に渡ってバナナ特集を組んだのに
これではオチがないではないか!
どうしよう。。。
食べたバナナが消化不良になる以上に
こりゃ精神的に消化不良だよ。
さすが1本200円のバナナ。
与える精神的ダメージも破格だよ。。。
ううう。
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