2003/05/02 Fri
昔 流行ったすごいもの

 

天気のいい日曜日に
神宮で野球を見ていたら
日に焼けた。

昨日から、顔が脱皮しています。
おおおおお。
生きていることを実感できるねぇ。

     *     *     *

そんなこんなの今日この頃。
岐阜県の山の方では
すごいことになっています。

林道を占拠している謎の白装束の集団。
あの人々は一体何をやっているのでしょう?
はっきり言って
道路交通法違反じゃないの?
勝手に一般の人々を検問しているらしいし。

で、おとといの日刊スポーツに
笑える記事が。。。

この集団に関して
火の玉研究でお馴染みの
早稲田大学理工学部・大月教授がコメントを。

電磁波を遮断するために白装束らしいけど
  「白い布では電磁波は遮断できません。
   眼鏡のフチを白くしたって
   目が丸見えでは話になりません。
   彼らが言うスカラー波は
   物理学で言うと、ただの静電気。」
と、言いたい放題。

はい。もっともな話です。
かなり笑う。

さらに、
  「彼らが『スカラー波』をはじくとして
   車にベタベタ張っている渦巻き模様って
   私が20年前に書いた『物理1』『物理2』の教科書の
   表紙のイラスト。
   なんとなく物理っぽいデザインというだけで
   採用したもので、
   もちろんスカラー波に
   効果なんかありません。。。」

あらまぁ。。。
彼らは一所懸命張っているのに
それを、いとも簡単に『効果なんかない』と
言い放つとは。

言われてみれば
そんなもん貼るだけで
電磁波を遮断できれば苦労しないのだなぁ。

そういえば‥‥
昔、携帯の背中に
電磁波遮断シールを貼っている人がいましたが
最近って見かけなくなりましたねぇ。

あれも、、、ワケがわからんもんでしたねぇ。
大体にして、あんなもので
電磁波は遮断はできるわけないのに
なぜ、あんなものが大流行したのでしょうか?
どこをどうマーケティングして
売れ筋の商品になったのだろう?
ふしぎだな〜。
今 考えれば
別な意味で『すごいもの』ですよねぇ。

ひょっとして、あのシールは
パナウェーブ研究所が作ったものだったりして。
おおおおおおおお、そうかも。

こんなこと言っていても
実はまだ貼り続けている人がいたりして。
ほら、そこのあなたですよ。
まだ貼っているでしょ。

それよりも
まだ、そのシールって売っているのかなぁ?
あんなのはドンキホーテとかで
格安で売っていそうだけど。1枚150円くらいで。

売っているのを見かけた人がいましたら
連絡してくださ〜い。
「これも貼ってね〜」と
岐阜の山の中まで持って行ってあげよう!

     *     *     *

それにしても
あの岐阜で車に貼ってあるシールの
デザインはどうなのよ。

大月教授も「物理っぽい」とかという理由で
教科書の表紙のデザインにしたらしいけど、
あんまり見ていて
気持ちのいいものではないよねぇ。
あんなクルクルのデザイン。

センスを疑うよ。。。

及川は、それじゃなくても物理が嫌いだったので
こんなグルグルを見ただけで
さらに物理が嫌いになりそうだな。
ああああ、頭の中の摩擦係数が0になりそうだ。
ああああ、夢の中で鉄の玉が自由落下して来るよ。

及川はあんなシールを貼るなら
電磁波を浴びてもいいよ。
あんなグルグルシールだらけの車には
乗りたくないねぇ。


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